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2015年8月28日 (金)

伊坂幸太郎「アイネクライネナハトムジーク」読了

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アイネクライネナハトムジーク (伊坂幸太郎) - Wikipedia

冒頭の「アイネクライネ」は2007年、シンガーソングライター斉藤和義の新曲のために書き下ろされたもので、斉藤ファンを公言していた伊坂は、最初は作詞を頼まれたものの、「詞は書けないけど、小説なら」と短編を書き、斉藤はその短編を原案にして「ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜」を作った。


「ベリーベリーストロング」はもちろん知っていましたし好きな曲ですが、楽曲制作に際しこうしたエピソードがあったのは初めて知りました。作詞も斉藤和義・伊坂幸太郎も連名でクレジットされているんですね。この曲のように言葉を詰め込んで畳み込むように歌う曲は他にもあるんですが、詩に込められている情景が明らかに他の曲と違うと思ったらそうした理由だったんですね。

その曲の下敷きになる作品だけあって、「曲の世界をそのまま物語にした」という表現がピッタリ。実際はその逆なわけですが。いくつかの登場人物や設定が微妙に重なる短編が複数収録されていて、それが集まっている作品です。駅前でアンケート調査をするハメになり誰にも応えてもらえずに凹む若者、ヘビー級のチャンピオンに挑戦するボクサー、奥さんに出て行かれてしまった先輩などもう読むまえからよく知っているような登場人物が次々と現れて初めて読んだ気がしないくらいです。曲と同様に読後感も爽やかなのもいい。「斉藤さん」というどう見ても本人っぽいキャラクターも登場していますし、斉藤和義ファンなら必読だと思います。


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