« 南澤大介さんの「ドラゴンクエストソロギターコレクションズ」購入 | トップページ | 宇宙戦艦ヤマト2199コミック版 購入 »

2014年1月28日 (火)

後藤健生 サッカー「真」常識 読了

ワールドカップイヤーですから、ということでサッカー関連2冊目。

多くのサッカー評論家の中で一番好きな後藤健生さんの本です。年間を通して多くの試合を現地で観戦し、目先の試合内容や勝敗だけに一喜一憂しない、というその姿勢が何よりも素晴らしいと思います。日本、海外を問わずにサッカーの歴史に詳しく、サッカーに携わるメディアが全てこのような良識・見識を持っていてくれたら、と個人的に思わずにはいられません。

例えば序章で、2010年ワールドカップのカメルーン戦の得点シーンを詳細に解説してくれています。事前のスカウティングでロングボールに勝てる可能性が高いということで相手の右SBの場所を狙った川島のフィード、カメルーンの守備陣は斜め方向の走りこみをされるとマークの受け渡しで混乱する、ということが分かって大久保が左サイドから斜めに走り込む、それまでのアーリークロスから切り返してのクロスを入れた事でタメを作った松井など、ピッチ上の選手がプラン通りにプレーした結果のものである、という具合に。このようにキチンと丁寧に解説されれば腑に落ちるんですが、実際に試合を観ていてここに書かれているような事を瞬時に全て把握できるようになるかというと…そこまで辿り着くまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

序章「戦術とはシステムではない!」でシステム論でフォーメーションの数字だけでサッカーを語る事の危険さを説いていましたが、これは機会さえあればやたらと代表監督解任論を唱える某評論家への強烈なアンチテーゼだな、と感じました(笑

サッカーを観始めたばかりの方でも、日常的にサッカーを観てる方でも、どちらにも十分に楽しめる書ではないでしょうか。


|

« 南澤大介さんの「ドラゴンクエストソロギターコレクションズ」購入 | トップページ | 宇宙戦艦ヤマト2199コミック版 購入 »

」カテゴリの記事

サッカー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 後藤健生 サッカー「真」常識 読了:

« 南澤大介さんの「ドラゴンクエストソロギターコレクションズ」購入 | トップページ | 宇宙戦艦ヤマト2199コミック版 購入 »